もうすぐ年度末を迎えるこの季節、退職や異動で今いる会社や部署から去るという人も多くいるのではないでしょうか。
いざ自分が送られる側となったとき、送別会などで挨拶をしなくてはなりません。
こればっかりは人前で話すのは苦手だからと避けて通るわけにはいきません。
今までの感謝を伝えるためにも事前にしっかりと準備をし、挨拶に挑みましょう。
今回は送別会などで送られる側となったときの本人の挨拶のポイントや文例についてご紹介します。
送別会での挨拶のポイント
送別会での挨拶のいちばんのポイントは感謝の気持ちをしっかりと伝えることです。
心を込めたお礼の言葉に勝るものはないでしょう。
なかなか普段は面と向かって伝える機会のない感謝の言葉ですので、送別会では相手のことを考えてお礼の言葉を準備するといいでしょう。
また挨拶をするときは、「うまく話そう」「いいことを言おう」とすると、味気ない挨拶になってしまう可能性が高いですので、オリジナルエピソードなどをはさみ、聞いている人の心に残るような話を準備できるといいですね。
挨拶の文例
では具体的にどのような挨拶をすればいいのか、一般的な文例をご紹介します。
本日は私のためにこのような場を設けていただき、本当にありがとうございます。
また先ほどは皆様から身に余る言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ご紹介いただきました通り〇年〇月〇日をもちまして異動(退職)することとなりました。
こちらで過ごした〇年間は、やりがいのある仕事とあたたかい職場に恵まれ、充実した日々を送ることができました。
私がここまでやってくることができたのも、ひとえに皆様のご指導があったからです。
今は本当に感謝の気持ちしかありません。
(ここで自分なりのオリジナルエピソードをはさむ)
今後は、こちらで教えていただいたことを忘れずに、さらに自分を磨き頑張っていきたいと思っています。
最後にお世話になりました皆様のますますのご健勝とご活躍を、そして◯◯(会社や部署)のご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
送別会での挨拶のポイントと文例をご紹介しました。
挨拶はその場で考えて、素直な気持ちを伝えればいいと思うかもしれませんが、いざその場になるとなかなか思うように言葉が出てこないものです。
お世話になった方へ失礼にならないよう、事前の準備をおすすめします。
これまでお世話になったことへの感謝をしっかりと伝え、次なる新天地へと気持ちよく出発しましょう。