「御神酒」って何と読むのか分かりますか?
御神酒は「ごしんしゅ」「おみき」と読みます。
神様に奉納した段階では「ごしんしゅ」といい、その奉納した頂くときには「おみき」と呼ぶそうです。
「おみき」は神様にお供えしたお下がりのことをいい、神社で祈祷時に頂いたり、頂いたものを自宅に持ち帰ったりします。
そしてこの「おみき」をそもそもいつ飲めばいいのか、また飲めない時はどうすればいいのか、など詳しく知っている人は少ないと思います。
今回は「おみき」を飲むタイミングや、飲む以外の活用方法についてご紹介したいと思います。
「おみき」を飲むタイミング
神社に参拝したりご祈祷を受けたりした際に頂く「おみき」ですが、自宅に持ち帰ってそのままにしている人も多いのではないでしょうか。
神様からの頂き物なので、飲んでいいのかわからずに神棚にお供えしておく気持ちもよくわかりますが、「おみき」は持ち帰った日はもちろんいつ飲んでもいいとされています。
とくに持ち帰った日がいちばん神様の力が強いとされるので、飲めるなら当日に頂くのがいいでしょう。
「おみき」には神様の力が宿っているとされているので、参拝者だけでなく、家族や仲間で頂くのが吉のようです。
「おみき」を飲むことができない場合
体質的に飲めない人や、妊婦さんが「おみき」を頂いた時はどうすればいいのでしょうか。
安産祈願や七五三などで「おみき」を頂くことも多いので、気になる方も多いと思います。
ここでは飲む以外の「おみき」の活用方法をご紹介します。
お風呂に入れる
「おみき」をお風呂に入れて入浴することで体が清められます。
体がよく温まりおすすめですが、肌の弱い人は注意が必要です。
料理に使う
「おみき」は料理に使うことができます。
これなら子どもも、おいしく「おみき」を頂くことが可能です。
庭にまく
頂いてから時間がたつと、「おみき」古くなり風味も落ちてしまいます。
そんな時には庭などの地面にまくといいでしょう。
土地を清めることができます。
プレゼントする
「おみき」には神様の力が宿っていますので、身近な誰かにわけてあげるのもおすすめです。
頂いた人もきっと喜んでくれるでしょう。
いかがだったでしょうか。
「おみき」を頂くときには特別な作法などはありませんので、神様に感謝しながらおいしくいただきましょう。
また飲めない人でも神様の力を頂く方法をいくつかご紹介しましたので、参考にしていただけると嬉しいです。