暮らしのお役立ち情報

小学生女子が複雑な人間関係に疲れたら?親としてのアドバイス

女の子 人間関係

大人だけではなく、子供の世界にも「複雑な人間関係」というものは存在します。
特に女の子の場合、男の子よりも人間関係が複雑化しやすいようですね。

そこで今回は、小学生の女子が複雑な人間関係に疲れた時、どうすればいいのかをご紹介します。

ひとりの時間を楽しむ

仲の良いお友達同士で遊ぶのは楽しいものです。
また、お友達と交流する中で、様々な経験を味わうこともできるでしょう。

とはいえ、必ずしも「お友達と遊ばなくてはならない」というわけではありません!
むしろひとりの時間を作ることも大切なのです。

お友達と仲良く遊ぶことが常になっていると、人間関係が複雑化した際、とても不安になるものです。
ひとりでいることに慣れていないため、「今の状態をなんとか保とう」と、必死で人間関係の修復・維持に努めようとするのです。

しかし、無理をしながら遊んでいてもちっとも楽しくありませんよね。
たとえ表面上は円滑な人間関係であっても、本人が自然体でいられなければマイナスです。

「ひとりの時間」を楽しむことができれば、無理して戯れる必要がなくなります。
読書、絵、音楽、お裁縫など、小学生女子でもひとりで楽しめる遊びはたくさんあります。
また、ひとりでいることに慣れると、良い意味で周りを気にしなくなります。
複雑な人間関係から距離を置き、ひとりの時間を楽しむことで、自然と「強さ」が身に付くのです。

良いところに目を向けてみる

人間関係が複雑化して疲れてくると、子供はついつい「相手の悪いところ」ばかりを見ようとしてしまいます。
とにかく「悪いところ」に気を取られ、「良いところ」に目を向ける余裕が無くなってしまうのです。
そのため一旦嫌になると「もう○○ちゃんなんて大嫌い!」となりがちです。
大人であればその辺りを上手くコントロールできますが、やはりまだ小学生だとなかなか難しいものです。

しかし、相手にも何かしらの良いところはあるはずです。

複雑な人間関係に惑わされず、しっかりと良いところにも目を向けられれば…
本人の気持ちはだいぶ落ち着くでしょう。

「でも○○ちゃんも、いいところたくさんあるし…」
「それに自分も、ちょっと悪かったかも」
「やっぱりまた仲良くしよう」

と、気持ちがどんどん前向きになっていきますよ。

ストレートに言う

全員とは言いませんが、小学生女子と男子を比べると、男子のほうが「ストレート」な印象があります。

たとえ仲が良くても、おかしいと思ったら平気で指摘しちゃうんですよね。
相手が大人しいタイプであれば別ですが、大抵は「ハ?なんだと!?」といった感じで喧嘩になります。
小学生のうちは取っ組み合いの喧嘩とかもザラにあるでしょう。

しかし、言いたいことをバーッと言って思いっきり喧嘩したら、あとはケロリとしてるものです。
こうしたストレートな単純さがあるため、男子は女子に比べて複雑な人間関係が起こりにくいのかもしれません。

それならば、女子も男子のようになんでもストレートに言っちゃいましょう。
とはいえもちろん「○○ちゃんの髪型変だね」など、相手を傷つけるようなことはNGです。
「意地悪なことをする」「平気で嘘をつく」など、あくまで性格的な欠落部分に対して物申しましょう!

相手によっては、それっきり絶好ということもあるかもしれません。
しかし、多少喧嘩したくらいで縁が切れる友達は、ハッキリ言ってその程度の縁です。

喧嘩しても最後はまた仲直りができる。
それが本当の友達ではないでしょうか?

そう考えると、複雑な人間関係は、本物の友達か否かを知るチャンス…とも言えそうですね。