子どもが小学校に入学すると避けては通れないPTA。
任意加入として適正な運営するPTAも増えてはきましたが、自動的に強制加入を前提とするPTAもまだまだ多く存在します。
PTAは「いらない」と感じている人もいるでしょう。
しかしPTAがあることのメリット・デメリットまでをしっかりと把握していますか。
この記事ではPTAのメリット・デメリットをご紹介します。
PTAって何の略?
そもそもPTAが何の略なのかをご存知でしょうか。
PTAはParent-Teacher Associationの略で、学校に通う子どもの保護者(Parent)と教職員(Teacher)からなる団体(Association)という意味です。
アメリカで2人の女性が自発的に結成したものが始まりとされています。
ただでさえ忙しい毎日の仕事をさらに増やすことになるPTA、「やりたくない」「いらない」という気持ちがついつい先行してしまいます。
まず、PTAに参加するデメリット整理しましょう。
PTA参加のデメリット
時間をとられる
PTAのいちばんのデメリットは時間をとられることではないでしょうか。
とくに仕事をされている人には大きな負担となるでしょう。
もちろん報酬はありません。
一緒に活動する人によっては負担が大きくなる
責任感をもって毎回きちんと活動に参加する人もいれば、そうでない人もいます。
その分周りの人への負担が増えることになり、その理不尽さにストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
PTAとしての活動よりも、人間関係の方が大変だと感じる人もいるようです。
「時間はお金にかえられない」とはよく言いますが、「人との繋がり」もまたお金にはかえられないものです。
もちろんPTAに入らなければ人との繋がりが得られない訳ではありません。
しかしPTA活動に参加することで得られるメリットがあるのも事実です。
PTA参加のメリット
情報が入りやすくなる
学校の様子が我が子からしか得ることができないと、偏った情報となってしまう恐れがあります。
しかしPTA活動に参加をすれば、情報が入りやすくなりますし、地域の人と繋がることができます。
同じ学校に通わせている保護者から得る情報というのは貴重なものです。
これらの情報はネットで検索してもなかなかたどり着けるものではありません。
学校内の日常を見ることができる
定例会などへ出席するため、学校へと足を運ぶ機会も多くなることでしょう。
参観などの特別な行事のときの様子ではなく、普段の子ども達を見ることができます。
学校とPTAの協同イベントに参加しやすい
学校だけではイベントを行うことが難しく、校内キャンプ、夏休みのプール開放、ラジオ体操、親子クッキング、ハロウィーンパーティー、クリスマスパーティーなど学校とPTAで合同で開催するイベントも多数あります。
PTAに入らないメリット・デメリット
PTA参加のメリット・デメリットの裏返しですね。
PTAに参加しないメリット
PTAに参加しないデメリット
PTAに参加しないデメリットは、PTAが関与する親子行事へ参加できなくなるが一番影響が大きいでしょう。
PTAに参加しても、時間や活動の負担がかからないように、現在の状況に合わせて無駄な作業は中止する、外部への委託を積極的に検討する、などを考慮するのもいいでしょう。
PTAの是非を論じる時には、そのメリットとデメリットを知っておくことも大切ではないでしょうか。