病気や熱など風邪をひくことは時々あり、その都度薬などを飲んで治していきます。
いろんな風や病気がありますが、風しんにかかった人もいると思います。
風しんにかかってしまうと発熱や発疹などの症状が出て身体的にも精神的にきつくなります。
ただ、風しんは子供の時にかかることが多く、子供の時にかかれば大人になってからはほぼかからなくなります。
しかし、最近では大人になってから風しんにかかる人が増えてきています。
その点について紹介していきます。
風しんに増加しているのは?
日本では2013年の8月に1万3000人ほどの人が風しんにかかりました。
2010年から風しんが流行してきています。
風しんが流行して増加している理由としては、風しんのワクチン接種を受けていない人が多いためです。
日本では34歳以上の男性と51歳以上の女性は風しんのワクチンを受けている人が少なく、実際に風しんにかかっている性別も男性がほとんどとなっています。
ワクチンを打っていない人が多いのは、ワクチンが任意で摂取するようになっているためです。
義務付けられていないため、多くの人がワクチン接種をしておらず、風しん患者の増加につながっています。
また、予防接種をしていても1回だけしかしていない人は十分な免疫力を作ることができず、風しんにかかってしまうことがあります。
風しんのためのワクチンは1回だけでなくて2回必要だといわれているので、2回のワクチンを受けることが必要です。
これらの理由から風しん患者が増加しています。
風しんによる合併症
風しんのウイルスは感染力が強くて、免疫力を持っていなければ100%感染するといわれています。
風しんによる合併症としては、肺炎、中耳炎、脳炎、亜急性硬化性全脳炎などがあります。
肺炎や脳炎などは死亡する原因になってしまうこともあるので、注意が必要ですし、亜急性硬化性全脳炎であれば運動障害など体に障害が残ることがあります。
風しんにより合併症を引き起こしてしまうと命の危険性に伴い、風しんにかかった30%の人は合併症を引き起こしています。
大人になって風しんにかかってしまうと合併症を引き起こしやすくなるので、注意が必要です。
まとめ
風しんは昔は子供がかかる病気でしたが、最近では大人になってかかる人が急増してきています。
そのため、風しんにかからないように対策を講じる必要があります。
子供の時にワクチンを打つようにすると免疫ができるので、ワクチンを打つようにすることができます。