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三徳山にある投入堂の遥拝所|登山が不安な方におすすめ

投入堂

険しい道のりの参拝登山で有名な投入堂をご存知ですか?

国宝にも指定されているので、「行ってみたいな」と思う人も多くいるのではないでしょうか。

しかし道のりの険しさを考えると、体力に自信のない人や、子どもを連れて行きたい人にはちょっと厳しいですよね。

実は三徳山の投入堂には、上まで登ることができない人のために遥拝所があるのです。

遥拝所とは、離れた所から神仏などを拝むために設けられた場所で、遠目ではありますが投入堂を拝むことができます。

今回はこの投入堂の遥拝所と投入堂の不思議な歴史についてご紹介します。

投入堂遥拝所とは

県道21号線にあり、無料の望遠鏡が設置されています。

肉眼で見るには小さすぎるので、こちらの望遠鏡や、持参した双眼鏡、カメラのズーム機能などを利用して見るといいでしょう。

切り立った崖に、いったいどのようにして建てたのかが不思議なお堂の姿を目にすることができます。

投入堂の屋根には軽快な反りがあり、他にもお堂を支える柱の見事な構成など、とても見ごたえのある建築物に感動するでしょう。

投入堂の歴史

そもそもどのようにしてこの投入堂が建築されたのかはわかっていません。

建築年代は平安時代と推測されていますが、詳しい時期は不明です。

近年、建築史家の調査により、柱などの主要な構造部材が朱色、壁が白色、垂木の先が金色に彩色されていたことが明らかになったそうです。

想像してみると、華やかな投入堂の姿を思い浮かべることができるでしょう。

登山道にもある役行者の像ですが、実はこの役行者が投入堂を岩窟に投げ入れたと言われています。

役行者とはあまり聞き慣れない人物ですので簡単にご紹介します。

役行者は奈良を中心に活動していたと考えられる修験道の開祖とされている人物で、「えんのぎょうじゃ」と読みます。

生没年など詳しいことは不明ですが、役行者にまつわる伝説は数多く残されています。

役行者は、それらの伝説のなかで不思議な力を駆使して空や野山を駆けめぐり、鬼神を自在にあやつった人とされています。

その役行者が「仏に縁のあるところへ落ちろ」と投げた3枚の蓮の花びらが落ちたところのひとつが、投入堂のある三徳山です。

そして三徳山のふもとにお堂をつくりますが、法力で手のひらほどにお堂を小さくし、掛け声とともに断崖絶壁にある岩窟に投げ入れたそうです。

それが投入堂です。

実際に投入堂を見てみると、本当にそのように作られたように見えるそうです。

今回は投入堂の遥拝所と不思議な歴史をご紹介しました。

登山をしなくても見ることができますので、遥拝所おすすめです。