芝生はお手入れが大変ですね。
芝生の代替にグランドカバーはどうでしょうか?
グランドカバーとは地面を覆うという意味で、芝のように地面を覆って広がる植物の総称を指し、ガーデニングのひとつとして行われています。
セダムなどは、踏んでも丈夫な常緑草でして、芝生と比べても管理が簡単なため、庭で遊ぶような小さい子どものいる家庭や、ペットを放し飼いにしている家庭には大変おすすめです。
今回はグランドカバーについてご紹介します。
グランドカバーに適した植物にはどんな特徴があるの?
グランドカバーに適している植物の特徴をご紹介します。
グランドカバーは、1年中どの季節でも緑色の葉っぱをつけている常緑性の植物が適しています。
見た目的に芝生の代わりにもなります。
他には多年草と言って、毎年枯れては次の年に新しい芽が出てくる植物もおすすめです。
また日陰に強くて暗い場所でも育つ耐陰性や、踏みつけられても大丈夫な耐久性の高い植物を選ぶといいでしょう。
グランドカバーのメリットとは
グランドカバーをする最大の利点は管理が簡単なことです。
ガーデニングにあまり時間をかけられない人でも、水やりさえしておけばいいので手軽にすることができます。
また土をそのままにしておくと雑草が生えやすくなりますが、グランドカバーをすることによって生えにくくなりますし、元から生えていた雑草を駆逐してしまうほど強い植物もあります。
雑草が生えたり、土がむき出しになっていたりする状態よりは、グランドカバーをした方が見栄えも良くなります。
グランドカバーにおすすめの植物
では実際にどのような植物がグランドカバーに適しているのか見ていきましょう。
セダム
セダムは万年草とも呼ばれ、乾燥に強い植物です。
日本には30種類以上もあると言われていて、多くの種類は初夏に黄色の花が咲きます。
乾燥には強いですが、過湿による蒸れには弱いという特徴があります。
このため、雨が当たる場所であればほとんど水やりが不要で、メンテナンスがとても楽です。
また根が深く張らないので、違う植物に植え替えたいときにも簡単に抜くことができます。
タイム
タイムは古代ローマから栽培されている歴史のあるハーブです。
肉類や魚介類の臭み消しに使われることで有名なので、知っている人も多いのではないでしょうか。
他にも殺菌力が高いので、風邪やインフルエンザの予防にも効果的です。
庭にあればすぐに収穫できますし、色々と使えるのでお得な植物です。
いかがだったでしょうか。
今回はグランドカバーについてご紹介しました。
庭の雰囲気にあったグランドカバーで、簡単におしゃれな庭を手に入れてみませんか。