「塩対応」って言葉をご存知ですか?
塩対応とは、そっけない態度であったり、愛想のない対応をしたりする人のことを指します。
とくに芸能人に対して使われることが多く、ファンに対して笑顔を見せない、無視をするなどの行為を行い、悪い意味で使用されています。
今回はこの塩対応についてご紹介します。
塩対応の対義語って?
「塩対応」の対義語にあたる言葉は、「神対応」です。
最近ではよくメディアなどでも使われている言葉なので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
現在はファンとの交流イベントも多くあり、ファンへの接し方は話題になりやすいですし、インターネットの普及によりこれらの内容はすぐに拡散する時代です。
また芸能人だけでなく、お店の対応などにも使われる言葉です。
塩対応の語源と由来は?
塩対応は相手を不快にさせる対応や態度を指す「しょっぱい対応」が変化して「塩対応」になったと言われています。
そもそもは、アイドルがイベントの時にファンに愛想のない対応をして、がっかりしたファンがそのアイドルの様子を表現したことが始まりです。
また単に「塩」と呼ばれることもあります。
塩対応のアイドルとして有名なのが、元AKBの島崎遥香さんです。
ファンに対する態度の悪さや、問題発言などで話題になることも多かったですが、人気は絶大で、塩対応含めてファンだと公言する人も多くいます。
塩対応ってモテるの?
普通に考えると異性に塩対応されて喜ぶ人はいない気がしますが、実は塩対応の女性が好きだという男性も数多くいるのです。
理由としては
・普段そっけないと、なんとか自分に興味をもってもらおうという気持ちになる
・誰にでもニコニコしている人は信用できない
・媚びていない感じが好感を持てる
・感情的にならないので、冷静な話し合いができる
などです。
そっけない態度の女性ほど、男性から見ると興味をもってしまうのかもしれませんね。
塩対応の女性の魅力はクールさと落ち着いた態度なようです。
塩対応を使った例文
最後に塩対応を使った例文をいくつかご紹介します。
・撮影会に行ったけど、びっくりするくらい塩対応でがっかりした
・コンビニの店員がありえないくらいの塩対応だった
・付き合って1年の彼氏が最近塩対応で悲しい
・あの子はカワイイけど塩対応で有名だよ
いかがだったでしょうか。
今回は塩対応という言葉についてご紹介しました。
初めは芸能人に対して使われる言葉でしたが、今では店員さんや一般人に対しても使われています。
ぜひ日常会話で使ってみてくださいね。