喪中期間中は、お祝いごとは避け、静かに喪が明けるのを待つのが一般的です。
お正月といえば、おせち料理ですよね。
お正月の定番であるおせち料理を喪中の方は召し上がって良いのでしょうか?
喪中の方がおせち料理を食べても良いのか解説します。
喪中の正月の過ごし方
喪中とは近親者が亡くなった際に身を慎む期間のことです。
個人のご冥福を祈りますので、喪中の際は祝いごととして華やかにする部分を自粛する必要があります。
お正月に自粛した方が良いもの
おせち料理
お正月の定番料理はおせち料理ですが、おせち料理にもお祝いの意味があります。
おせち料理によく含まれる鯛やエビなどはお祝いのための食事ともされています。
そのため、喪中の正月でおせち料理を食べることやお酒を飲むことも基本的に行わず、お雑煮などの華美にならない食事をとります。
お正月飾り
喪中期間中は、しめ縄や門松などお正月飾りは控えましょう。
年賀状
年賀状は出状せず、喪中はがきをお正月の前にお世話になった方々に出します。
この喪中はがきは、年賀欠礼とも言われます。
お世話になった方に連絡しないのも失礼になると考えたからか、お世話になっている方に喪中であることを伝える喪中はがきを出状するのがマナーとなっています。
喪中はがきを出さ無い方から年賀状が届いた際には、寒中見舞いを送りましょう。
寒中見舞いが出せる期間は、松の内(1月7日)から立春(2月4日)までと決まっていますので、喪中時にもらった年賀状は、松の内があけたら、速やかにだしましょう。
お年玉は一工夫を
子どもたちはお正月時にもらうお年玉をとっても楽しみにしています。
子どもの喜ぶ顔が見たいのであれば、「明けましておめでとう」などの慶事を記載していない、ポチ袋で渡しましょう。
喪中のお正月で行うことができるもの
大晦日の年越しそばはOK
年越しソバは1年が終わるときに食べるものであり、特別な意味は含まれていません。
お雑煮もOK
お雑煮も特別なことでは無いので、お雑煮を食べたからといってお祝い事をしているという風には思われません。
留意点としてえ、お雑煮を食べる際に入れてある具ですね。
紅いかまぼこなどは祝い事の印となるため避けましょうね。
喪中はお祝いごとはダメだけどおせち料理は食べられるの?のまとめ
喪中の方がお正月を迎えた際に差し控えるのは、おせち料理、お正月飾り、年賀状などお祝いごとは避けて、普段通りの生活をしましょう。
喪中のお正月は失礼にならないようにするため、ある程度のマナーを知っておくことは大事ですよ。