春が近づくと気持ちもウキウキしますね。
なにかと行事も増える時期ですが、ひな祭りの準備は大丈夫でしょうか。
ひな祭りは3月3日ですが、ひな人形を飾るのは立春から2月中旬にかけてです。
とくに女の子はかわいらしいひな人形に興味津々で、触ってしまうこともあり、親は壊してしまわないかとヒヤヒヤしますね。
そんな時は、折り紙でひな人形を作ってみてはいかがでしょうか。
折り紙のひな人形だと、子どもが遊んでも安心ですし、一緒に作ればいい思い出になります。
ひな人形の作り方はよく紹介されているので、今回は「ぼんぼり」の作り方と「そもそもぼんぼりとは何なのか」をご紹介したいと思います。
簡単に作れるので、小さなお子さんと一緒に作るのに「ぼんぼり」はおすすめですよ。
ぼんぼりの作り方
灯りと台座をわけて作るので、2枚の折り紙を用意してください。
灯りの方は華やかな柄を選ぶと雰囲気が出るのでおすすめです。
台座は黒がいいでしょう。
灯りの折り方
まずは三角に折ります。
さらに、もう一度三角に折ります。
三角の袋部分を開き、四角になるようにつぶします。
裏側も同じように開いてつぶします。
四角の角を、角を丸くするイメージで4カ所とも少しずつ折ります。
裏返せば、灯り部分の出来上がりです。
台座の折り方
折り紙を半分に切ります。
長方形になった折り紙を、縦半分に折ります。
一度開き、左右を中央へ向けて折ります。
裏返して、下から3分の1あたりで折ります。
さらに、その折った部分を下に半分に折ります
裏返し、左右から中央に向かって縦に折ります。
下部分の袋を両側とも開いて、家が二件並んでいるような状態にします。
裏返せば出来上がりです。
最後に、のりやセロハンテープで灯りと台座を貼り付ければ「ぼんぼり」の完成です。
平面の折り紙なので、壁飾りに向いています。
ぼんぼりとは
「ぼんぼり」とはいったい何なのかをご紹介します。
「ぼんぼり」は燭立てに長柄をつけた灯具のことです。
ほんのりとした灯りが特徴で、一般的な行灯に比べると小型タイプです。
この「ほんのり」が変化して「ぼんぼり」となった、という説が有力だといわれています。
また「ぼんぼり」は漢字で書くと「雪洞」という字になります。
一見すると、読める人は多くなさそうですね。
これは雪あかりの空洞に似ているから、という説があるそうで由来がとてもステキだと思いませんか。
いかがだったでしょうか。
今回は小さなお子さんでも作りやすい「ぼんぼり」の折り方をご紹介しました。
いろいろな柄の折り紙で、かわいい「ぼんぼり」を作ってみてくださいね。