小学生の夏休みには自由研究はどの学校でも必ず出されるようですね。
夏の終わりには親が子供の自由研究を手伝うのが風物詩となってもいます。
でも、テーマも何も決まっていないところから一つの作品を作りあげるのはなかなか大変で、特にお子さんが小さい頃は親が手助けをしながら二人三脚で作り上げていくことになり苦労しているご家庭もあるかと思います。
もちろん子供の興味があることをテーマにし、長い夏休みを生かせるような時間のかかるものを行うのが良いのでしょうが、気づいた時には夏休みが残り少なくなっているという状況の方も沢山いらっしゃると思います。
今回は夏休み終盤になってもまだ間に合う、お手軽な自由研究をご紹介したいと思います。
小学生の自由研究テーマ
家にあるもので行う自由研究
まずは家にあるもので全てまかなえる自由研究からです。
小学校低学年であれば家にある不用品で作品をつくるのはどうでしょうか。
商品の空き箱やストロー、瓶のふたなど材用は数多くありますし、子供自身も楽しんで作ることが出来ます。
乗り物や生き物などテーマを決めて複数作ると豪華な仕上がりになります。
中・高学年なら塩で結晶を作るのがおすすめです。
食塩水や醤油など様々なものから結晶を取り出し、違いを観察します。
これなら材料は多くは必要ありませんし、すぐにとりかかることが出来ます。
ただ虫メガネなどがあれば結晶が出来た際に観察がしやすく便利です。
1日で出来上がる自由研究
次にご紹介するには一日で出来上がる自由研究です。
低学年の場合は、帰省の際などにおじいちゃんおばあちゃんから昔の遊びを教えもらうのが良いと思います。
その場であやとりやメンコなどの道具を一緒に作ればそのまま提出できますし、なによりコミュニケーションが取れて双方にとって夏の良い思い出となります。
実際におじいちゃんおばあちゃんが遊んでいた子供の頃の話を聞き、感想とともにレポートにまとめれば立派な自由研究となります。
採取した生き物の観察日記
田舎がある方は、帰省時に昆虫採集や魚を捕まえて、観察日記をつけるのもオススメです。
子供にとっても新鮮な発見があるでしょうし、あなたの子供のオリジナルの研究になりますよ。
自治体のランドマークの調査は中・高学年向けのテーマ
中・高学年におすすめなのは自分の住んでいる県や市区町村のマークの調査です。
インターネットを使えば簡単に検索ができますので、マーク自体はもちろん由来なども調べて模造紙などにまとめると良いでしょう。
全国各地様々なマークがありますので、自分に関係する場所を調べたりしても面白いと思います。
長い夏休みですが、あっという間に終わってしまいますので自由研究は余裕をもって早めに取りかかりたいですね。
小学生の自由研究でおすすめのまとめ方は?
夏休みといえば自由研究が付き物ですね。
「どんなテーマにしよう」「どんな風に書こう」など…
小学生のお子さんにとってなかなか悩ましい問題ではないでしょうか?
また、自由研究で意外と戸惑いがちなのが「まとめ方」です。
「テーマも決まったし内容もイイ感じだけど、どうまとめていいかわからない…」
そんな悩みを持つお子さんも少なくありません。
そこで今回は、小学生の自由研究のまとめ方についてご紹介します!
日記としてまとめる
植物の観察や調査などがテーマの場合は、日記形式のまとめ方がおすすめです。
まずは冒頭のページに、テーマ・キッカケ・方法や内容などを書いておきましょう。
そして1日分の記録を1ページにまとめていき、最後には結果・感想などで締めくくり!これでバッチリです。
また、全てのページはなるべく同じデザインにすると良いですよ。
ページごとにデザインがバラバラだと、変化の比較がしにくくなってしまいますからね。
色の多用も控え目にして、なるべくすっきりシンプルな仕上がりを心掛けましょう。
日記形式のまとめ方は、いわば「図鑑や本を作っているような楽しさ」があります。
そのため「自分ならではの一冊が出来上がった!」という達成感も味わえそうですね。
アルバムとしてまとめる
写真・イラストを中心とした内容であれば、アルバム形式のまとめ方がピッタリです。
「製作工程を撮影してアルバムに貼っていく」というやり方も可能なので、特に工作系の自由研究におすすめですね。
撮影した写真をプリントアウトする際は、あえて色々なサイズでプリントしてみましょう。
パッと見た時に同じサイズの写真ばかりだと、少々単調な雰囲気になってしまいます。
特に注目してほしいカットは大きめ、それ以外はやや小さめ…など、異なるサイズを組み合わせながらまとめると、とても見やすくなります。
また写真をわざと切り抜いてみるのも面白いですね。
もちろん写真だけではなく、イラストや感想などをふんだんに取り入れるのもGood!
視覚的な楽しさが感じられるまとめ方と言えるでしょう。
画用紙・スケッチブックを使ってまとめる
観察・実験・調査などなど…
画用紙やスケッチブックを用いたまとめ方は、あらゆる自由研究に使えます。
枚数制限もありませんから、より自由度も高いと言えるでしょう。
また大きめの紙を使うことで、のびのび思いっきりまとめられます。
とはいえ、あまりに大きすぎてもそれはそれで書きにくいので、基本的にはA4くらいのサイズがおすすめです!
当然ながら「ダイナミックに書くこと」と「雑に書くこと」は別ものです。
いざ書いてから「失敗した…」とならないよう、事前に薄く下書きをして、なるべく丁寧になぞるようにしましょう。
さらに色鉛筆やカラーペンなどを使えば、より見やすくカラフルな紙面に仕上がります。
画用紙やスケッチブックを使って、思わず目を惹く印象的なまとめを作ってみましょう。
長い夏休み、自由工作が宿題として出る学校があります。
自分で好きなように作ってもらいたいところですが、アイデアも湧かずなかなか手が付けられないお子さんもいるようです。
夏休みの工作のテーマ
今回は夏休み工作のヒントとおすすめの工作をご紹介します。
何から始めればいいの?
まず自由工作ということでテーマから決めていきます。
もちろん材料を見て作れそうなものを考えることもできますが、特に低学年では工作の経験もあまりないことからそこで挫折してしまうことがあります。
テーマを決めたら次はそれを作るための材料の選定です。
低学年は材料を選ぶところまでは一緒にしてあげるといいでしょう。
もちろん一人でできる子は、お任せしても構いません。
ここまでをしっかりと行えば、あとは制作するだけになりますので簡単にとりかかれます。
おすすめ工作4選
それでは男女別におすすめの工作をご紹介します。
まずは男の子からです。
牛乳パックで制作した船
牛乳パックで船を制作するのはどうでしょうか。
王道ではありますが、男の子は乗り物が大好きです。
また輪ゴムを動力として使用すれば、簡単に水上を進む船が出来上がります。
更に船に装飾を行えば立派な作品となります。
ハンドスピナーの制作
他には子供を中心に流行したハンドスピナーも作ることができます。
段ボールなどを使用した簡単なタイプとベアリングを使う本格的なタイプ、両方とも作ることができます。
高学年は本格的なタイプに挑戦してみましょう。
ベアリングはホームセンターなどで購入することができます。
万華鏡の制作
次は女の子にピッタリな工作です。
ラップやトイレットペーパーの芯などを利用して作ることができる万華鏡がおすすめです。
中の鏡はアルミシートなどの反射するもので代用可能です。
芯は折り紙や包装紙などでラッピングすると見た目も可愛くなります。
スノードームの制作
最後に、スノードームも作品が返却された後に飾ることもできて人気があります。
空き瓶を利用すれば、あとは中に入れるフィギュアやラメ・ホログラムを準備するだけです。
夏休み中なので、海で拾った貝殻など思い出の品を入れるのがおすすめです。
また中に入れる液体の材料はドラッグストアなどで揃えることができます。
最近では工作もキットが発売されて手軽に作ることができますが、何を作るか考えるのも楽しい時間です。
面倒だと感じてしまうかもしれませんが、工作は作品として残りますし良い思い出となります。
また子どもたちは夏休み明けに友達と作品を見せ合うのも楽しみにしていますので、
お気に入りの作品ができるよう協力してあげてください。
夏休み、小学生の自由研究の定番、簡単な工作のアイデアをご紹介
夏休みの宿題で、最後に残ってしまう、悩んでしまうのが「自由研究」ではないでしょうか。
気合を入れて素晴らしいものを提出してくるお友達もいますので、見劣りしないものをと考えていくうちに何をしたらいいかわからなくなってしまいます。
毎日コツコツと調べなくてはいけないものは、大変ですし、実験系はレポートなどまとめて出しても、ちょっぴり地味な印象。
「わ、凄い!」と見た感じでインパクトがある方が見る側としても楽しいものです。
おすすめは、1日から数日でできる物、そして見栄えがいいということで工作系がおすすめです。
それでは低学年から高学年までそれぞれにおすすめな工作を紹介していきましょう。
家庭である物で可愛い物(低学年向け)
低学年の自由研究は、そんなに難しく考えず何か一品作って持っていくという感覚でいいでしょう。
「家庭にある物でおもちゃ作り」というアイデア、作り方、感想を画用紙に書いて、作品と一緒に提出するのがおすすめです。
6Pチーズの空き箱などを利用してでんでん太鼓などが作れます。これはお金もかからず、可愛いアイデア作品ですね。
自分なりに可愛いキャラクターに仕上げるといいでしょう。
1・2年生の場合の研究課題には
1・2年生の場合、とくに難しく考える必要はなく、工作や動植物の観察などの課題が出されるケースが多いでしょう。
工作は、紙粘土を使って花瓶や貯金箱を作ったり、トイレットペーパーの芯やペットボトルでマラカスを作ったり、簡単に楽しく作れるものが沢山あります。
観察は、お花なら朝顔の観察も定番です。また、虫の観察なら、蟻の巣を見つけて、巣穴のまわりに色々な食べ物を置いておいて、蟻がどの食べ物が好きかを観察してみるのも良いでしょう。
100円ショップで材料を揃えて作る物(中学年向け)
中学年ですが、100円ショップで材料を揃えて作る物をおすすめします。
例えば、花びらや貝殻など夏の思い出をUVレジンで作品にしてしまうのはどうでしょうか。
専用のライトがなくても、日光で固まるタイプのものが売っています。
型もシリコン製のものが100円ショップに売っていますが、自分で好きな形の型を作りたかったら「おゆまる」で型を作ることも可能です。
「おゆまる」も100円ショップに売っていますので一緒に買い揃えることができますよ。
レジン作品は親子で楽しく作れますので夏休みのいい思い出にもなります。
出来上がった作品は空き箱、木箱(100円ショップに売っています)などに並べて入れて採集した日付けやメモなどを一緒に張り付ければ、見栄えもいいでしょう。
3・4年生の研究課題には
3・4年生になると、基礎学力も向上し、調べる・観察するなどの力もついてきているので、少しレベルアップしてみましょう。
例えば、自分が住んでいる町のことについて調べてみるのはどうでしょうか。
「自然災害が起こった時の避難場所」や「町のみんなが利用できる場所」など、普段意識はしていないものの、実はとても大事なことを調べてみると良いかもしれません。
木工ボンドを使って実用的な物(高学年向け)
最後に高学年向けです。自由研究といっても植物を育てたり、昆虫採集をしたりというのは時間もかかりますし、高学年ともなると、宿題以外にも塾や習い事で忙しいものです。
できれば簡単に、でもそれなりに見栄えのするものを提出したいと考えるのではないかと思います。
おすすめは、木工ボンドだけでできる本棚です。
これは見栄えがいいのと、実用的というのがメリットです。
工作キットなど売っていますが、ホームセンターに売っている端材でも構わないのです。
お店でカットしてもらうとさらに楽です。好みの長さ、大きさの板をL字型になるようにボンドで張り付けて、本が倒れてこないようにもう一枚板を用意します。
その板に三角形に切り出した板をボンドでつければ自然と自立します。
これで出来上がりですがさすがに味気ないですので、色をつけるとか、彫刻刀で模様を彫るとか各自で工夫すると良いでしょう。
作品だけででなく、画用紙などに作り方を書いて一緒に提出するようにすると「工作の研究」としてさらに良く見えることでしょう。
小学生の自由研究テーマのまとめ
いかがでしたでしょうか。
小学生の自由研究の種類は沢山あって迷ってしまうと思います。
定番は植物の観察、昆虫採集、星の観察などでしょうか。
しかし、時間がかかったり、毎日続けるのが大変というのがネックです。
1日から数日でできる工作作品と、その作り方を書いてまとめるという形で提出すると簡単ですし、見栄えが良くてお友達からも褒めてもらえるのでおすすめですよ。