素焼きアーモンドの食品が多く店頭に並ぶようになってきました。
美容や健康のために素焼きアーモンドを毎日食べている人もいるのではないでしょうか。
今回は素焼きアーモンドの栄養とその効果、また食べ過ぎが体に及ぼす影響についてご紹介します。
素焼きアーモンドの栄養と効果
素焼きアーモンドは栄養価がとても高いため、注目されている食品です。
特徴的な栄養素はビタミンEです。
ビタミンEは油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、抗酸化作用により体内の脂質の酸化を防ぐ働きをします。
この働きにより、生活習慣病の予防や老化を防ぐ効果があると言われています。
また脂肪の燃焼効果があることからダイエットにも有効です。
他の豆類などと比較しても、アーモンドはビタミンEの含有量がとても高くなっています。
他にはカルシウムをはじめ亜鉛やマグネシウム、鉄分などのミネラル類が多く含まれています。
さらに食物繊維も多く、便秘の改善にも効果的です。
そしてオレイン酸が含まれているのも嬉しいポイントです。
アーモンドは約51％が脂肪ですが、そのほとんどが不飽和脂肪酸であり、そのうちの65％以上がオレイン酸です。
オレイン酸には悪玉コレステロールを抑えたり、腸の働きを活性化させたりして体内環境を整える作用があります。
アーモンド関連食品
アーモンド関連商品をよく見かけるようになりましたが、中でもおすすめがアーモンドミルクです。
牛乳の代替品として飲む方も多く、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の人たちからも支持されています。
ただナッツ系のアレルギーの人は、アレルギー反応が出る可能性があるので注意が必要です。
牛乳に比べてカロリーは低いのに、カルシウムやビタミン、ミネラルが豊富なことが特徴です。
しかし添加物を含んだものが多いので、気になる方は手作り可能なので挑戦してみると良いでしょう。
アーモンド 1日あたりの摂取量
これだけ嬉しい効果のあるアーモンドですが、もちろん食べ過ぎはいけません。
美味しいので、ついつい手が伸びてしまいますが、ちゃんと量を把握して食べましょう。
アーモンドの1日あたりの適切な摂取量は、20～25粒ほどです。
カロリーは120～150キロカロリーぐらいなので、ダイエット中でも安心です。
アーモンドを食べ過ぎてしまうといろいろなデメリットがあるので注意が必要です。
高カロリーなので体重増加の要因になりますし，脂質の多い食品なので消化吸収に時間がかかり胃腸に負担がかかります。
どんなに体に良い食品でも適量を守るのは大切です。
毎日のアーモンドを習慣化して、美容や健康の維持に努めてみてはいかがでしょうか。
