節分の豆を小袋入りで使うご家庭が増えています。
その理由と煎り豆との使い分けをご紹介します。
「鬼は外、福は内」と節分の豆まきは家族で楽しめる行事ですよね。
ただ、ちょっと面倒だなと思うのが後の片付け、掃除ではないでしょうか。
そんな時に便利なのが小袋入りの豆です。
「これって手抜き?」と思う人もいるかもしれませんが、小袋入りの豆はとても合理的なものです。
それでは小袋入りの豆のメリットを見ていきましょう。
小袋入りのメリット3つ
・部屋が散らからない
豆まきは楽しい行事ですが、難点があるとすれば後の掃除ではないでしょうか。
しっかり掃除機をかけたつもりでも、家具の下、ソファの隙間といったように豆が残ってしまうこともあります。
虫が寄ってきたり、ソファやじゅうたんなどが汚れる心配もあります。
その点、小袋入りの豆ならば散らかりません。
後で小袋を拾うだけですし、割れていても粉が落ちることもありません。
・豆を残す心配がない
外にまいた豆を全部片づけるのもなかなか大変ですよね。
マンションなど共用部分においては迷惑となる場合もありますし、下が駐車場になっている場合は豆が車に落ちてしまう恐れもあります。
近所迷惑といったことにならない為にも、小袋の方が安全に豆まきができると思います。
・後で食べることができる
さて、節分豆の小袋入りの一番いいなと思う点です。
それは後で拾って中身を出して食べることができることです。
捨ててしまうのに沢山まくのは勿体ないと思ったりしないでしょうか。
小袋入りの豆ならばそのような心配はせず使うことができます。
外には「煎り大豆」内には「小袋」で使い分けがおすすめ
節分の豆まきですが、年配の方などは小袋入りを嫌うこともあるようです。
ですが掃除をする大変さ、部屋が散らかるのが嫌という思いもあります。
妥協案として外にまく分はバラバラの煎り大豆、部屋の中にまく分は小袋入りといった使い分けがおすすめです。
マンション、アパートといった集合住宅の場合は共用部分ではなく自分の部屋のベランダなどにまいた方がいいでしょう。
節分豆は小袋入りの方が散らからないので便利?手抜き?まとめ
節分の豆まきは行事として子供に伝えていきたいと思っていても、マンション、アパート住まいの為、バラバラの豆をまくことはできないという場合もあるかと思います。
また、子供は楽しくなって調子に乗ってしまうこともあります。
よそのお宅や車などに豆を落としてしまったり、投げた豆が当たってしまったりといったことになりますとご近所トラブルにもなる恐れがあります。
集合住宅の場合、節分の豆まきは小袋入りを使った方が安心かなと思います。
昔ながらの方法ではなく形が変わっても気持ちを込めていればいいのではないでしょうか。