最近、朝食にベーグルを食パンに変えて召し上がる方が増えています。
ベーグルは食パンよりもカロリーが少なく、ダイエットに良いとうイメージがあるようですね。
ベーグルがダイエットに良いのであれば、炭水化物、糖質、脂質、GI値は知っておきたいですね。
ベーグルはダイエットに効果があるか解説します。
メタボなお父さんは必見ですよ。
ベーグルに含まれる炭水化物
ベーグル1個(約80g)に含まれている炭水化物の含有量はおよそ36gとなります。
比較しやすいように100gに置き換えるとベーグル100gの炭水化物の内訳は
となります。
【出典】USDA National Nutrient Database for Standard Reference Legacy Release
ベーグルは一見、炭水化物が多いように見えますが、大部分が食物繊維で、糖質は6gなんですね。
炭水化物が多ければ、糖質も増えると思いがちですが、食物繊維も炭水化物に含まれるので、一概に炭水化物量が多いからダイエットにダメとは言えません。
ベーグルのカロリーと脂質
ベーグルのカロリーは100gあたり211kcalとなっており、脂質は1gとなっています。
カロリーは普通の食パンが100gあたり264kcal、脂質は、4g
となっているので、カロリーはベーグルの方がかなり低くなっています。
つまり、ベーグルの方がカロリーが少ないので、ダイエットに効果があると言われた理由です。
また、ベーグルは、抗酸化酵素の効果がある「セレン」が100g中20μg含まれています。
セレンは体内を参加から守り、免疫系を正常化する効果があります。
こうしたことから、ベーグルはダイエットに効果があると言われているんですね。
ベーグルのgi値とダイエットの関係
ベーグルはパンの中でもカロリーの少ないパンとして、ダイエットをする際にも利用されている人気ですが、gi値が低いのでダイエット効果だけで無く、肥満予防や糖尿病予防にも効果があると言われています。
そもそもベーグルのgi値とは何でしょうか?
ベーグルのgi値とは何か?
ベーグルのgi値はどのような影響があるのか?
などを解説します。
gi値とは
gi値とはグリセミック指数のことです。
このグリセミック指数は食品ごとの血糖値の度合いを間接的に表現する数値であり、血糖値について理解することができます。
摂取した食品は糖に変わり、血糖値が上昇していきます。
ブドウ糖を摂取したときの上昇率を100と設定すると、それを基準に相対的に表されていきます。
gi値が高ければ血糖値が上昇するスピードは高く、低いと遅いということになります。
そのため、血糖値を気にするならば、このgi値を気にしておくことが大事になります。
gi値が上昇しやすい食べ物としては、ご飯や麺類、果物などの炭水化物になります。
そのため、糖質制限をしたい方は炭水化物の食べ物としてgi値を気にする必要があります。
ダイエットにも関係してくる指数なので、gi値を知っておいて損はありません。
ベーグルのgi値は何に影響するのか
ベーグルは水と小麦粉でできており、炭水化物は1個に49の数値で表されており、gi値は75ほどとなっており高いと言えます。
他のパンでは食パンが91、フランスパンが93、ロールパンが83のgi数値となっているので、パンの中では数値が低いと思われるかもしれませんが、全体の食べ物としては高くなっています。
ベーグルは血糖値の上昇を高くする食べ物でもあるので、たくさん食べてしまうと血糖値が上昇してしまいます。
そのため、血糖値を気にしているならばベーグルを食べるときに工夫する必要があります。
ベーグルに使用する小麦粉をライ麦にするならば、血糖値を低くすることができます。
ダイエットとしてベーグルを食べるならば、ベーグルのみで食べるようにして、チーズなどの高カロリーの元合わせて食べないようにすべきです。
ベーグルのgi値とダイエットの関係のまとめ
ベーグルのgi値に関してまとめてみると
gi値とは、血糖値の上昇率を表しています。
ベーグルはgi値が高いので、ダイエットや糖質制限の際にはライ麦を使用したベーグルを食べるなど工夫することが大事。
ベーグルのダイエットなどは効果的と言われていますが、血糖値にも注意するなら、材料をしっかりと選ぶ必要があります。
ベーグルと炭水化物、GI値とダイエットのまとめ
ベーグルの炭水化物や脂質、カロリーなどをまとめてみますと、
炭水化物はやや多くなっていますが、食物繊維が豊富に含まれるためであり、糖質は食パンよりも低くなっています。
カロリーや脂質は普通の食パンなどよりも低くなっています。
ベーグルは、食物繊維が豊富で、満腹感を得やすいのでダイエットとしての効果も期待することができます。