博多どんたくは福岡市で毎年5月に開催されるお祭りです。
博多松囃子を起源とした800年以上も続く伝統のあるお祭で、県外からも多くの観光客が訪れ、毎年200万人もの人で賑わいます。
交通規制が行われますので、お祭りに行く際は公共の交通機関を利用するのがおすすめです。
2020年の博多どんたくの交通規制の場所をご紹介します。
交通規制の場所は?
毎年博多どんたくでは、「明治通り」と「はかた駅前通り」で交通規制が行われます。
交通規制中は車両の通行はもちろん、自転車も通行することはできません。
場所と日にちによって交通規制のかかる時間帯が違いますので、事前に確認しておくといいでしょう。
博多どんたくの由来と起源
博多どんたくは毎年5月3日と5月4日に開催されます。
博多祇園山笠や箱崎宮放生会とともに、福岡を代表する祭りのひとつとして有名です。
またゴールデンウィーク中に開催されることから、県外からの観光客が多くなっています。
「どんたく」の語源はオランダ語で日曜日や休日をあらわす言葉「zondag」です。
若い人は知らないかもしれませんが、以前は土曜日のことを「半ドン」と言っていたのを覚えていますか?
この「ドン」もどんたくの「どん」と一緒の意味で用いられていたそうです。
博多どんたくの起源と言われている博多松囃子は明治維新後、文明開化にそぐわないとして一時期中止されていました。
そして復活後には「どんたく」と呼ばれるようになりました。
その後、戦時中は中止されていた時期もありますが、1957年に「博多どんたく松囃子港祭り振興会」が結成され、日程が5月3日と4日に定められます。
また優秀どんたく隊への表彰が行われるなど、ほぼ現在の博多どんたくの形がこの時から形成されました。
博多どんたくの見どころ
2日間にわたり「どんたく隊」と呼ばれるさまざまなグループがパレードに参加しながらパフォーマンスを行います。
どんたく隊は企業や各種団体、学校、勇姿の集まりなどで構成されていて、チームワークをアップさせるためや、新人社員の教育等にも用いられているそうです。
他には西日本鉄道による花自動車の運行も見どころのひとつとなっています。
地域のスポーツや人気キャラクターなどをテーマに、LED電球や造花などで装飾した車が市内幹線道路を運行しますし、どんたくパレードにも参加をします。
いかがだったでしょうか。
今回は博多どんたくのご紹介をしました。
とても混雑はしますが、活気のあるとても楽しいお祭りです。
個性あふれるさまざまな「どんたく隊」の演舞をぜひ目の前で楽しんでみてください。