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新庄まつりの見どころ|山形県新庄市の現代に蘇る歴史絵巻

新庄まつり

新庄まつりは、宝暦6年(1756年)の大飢饉の際に、大凶作で苦しむ領民に希望を持たせ豊作を祈願するために始めたのが最初で、今年で264年目を迎えます。

現代に蘇る歴史絵巻と言われる新庄まつりの見どころをご紹介します。

新庄まつりの概要と見所をご紹介

2016年ユネスコ無形文化遺産に登録されており、祭りの中でも由緒ある祭りですね。

全国の鉾・屋台と呼ばれる山車が巡行する祭り33件からなる祭りで、毎年8月24日~26日の3日間開催されます。

毎年各町内で作成された山車が20台以上が市内を練り歩き、囃子の響きがまちを包み込み、熱気がみなぎります。

新庄城址で踊られる風雅な萩野鹿子踊はぎのししおどり・仁田山鹿子踊まつりは、江戸の時代をしのばせる「歴史絵巻」をみているようだともいわれています。、

宵まつり・本まつりに絢爛豪華を競う山車やたいパレード、古式ゆかしい神輿渡御行列みこしとぎょぎょうれつなどでまちに活気があふれ、興奮と熱気で8月26日にフィナーレを迎えます。

宵まつり・本まつり・後まつり

毎年8月24日の宵祭りから8月25日の本祭り、8月26日の後まつりまで、3日間戸澤神社から駅前までのメイン通りを主な会場として開催されます。

宵まつり

8月24日の宵まつりでは、山車が子どもたちに引かれて、アビエスに向かいます。

山車には歌舞伎の名場面や歴史絵巻を再現されており、圧巻です。

本まつり

8月25日の本まつりでは、新荘天満宮の例大祭が行われます。

後まつり

8月26日は山車20代が一堂に集結し、飾り山車が行われます。

山車は毎年、歌舞伎部門と物語部門から1台づつ、駅展示用1台が投票により選ばれます。

選ばれなかった山車はおしげもなく解体されてしまいます。

出店は200店舗余あり、様々な食べ物、小物、植木などの店があります。

新庄まつりを楽しむためのアドバイス

祭り自体を堪能するなら、24日宵祭りを新庄駅アビエスの座席を購入して見ることをおすすめします。

祭りの山車行列を純粋に楽しむなら、8月24日の宵祭りをおすすめします。

特に新庄駅のアビエスという広場に設置された座席を購入し、ライトアップされた山車をみていただきたいと思います。

まだまだ暑いこの時期に、生ビールを片手に、歌舞伎の名場面あり、物語のおどけた場面ありの山車を2時間に渡り楽しんだらいかがかと思います。

正面座席の前では、1分近く山車を止めてくれるので、大迫力の山車を見ることができます。

座席は早めに購入することをオススメいたします。

囃子は祇園祭の流れをくみ、山車を盛り上げてくれますよ。

次にオススメするのは、25日の10時から始まる神輿です。

山形の美味しい幸をご堪能下さいね。