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お楽しみ会 での出し物 |小学生向け

お楽しみ会出し物

小学校では、春休みや夏休みが始まる前やクリスマスなどに定期的に「お楽しみ会」が行われ、生徒たちが出し物をしたり、みんなで一緒にゲームなどをして楽しんでいます。

では、実際にどのような遊びをしているのでしょうか。

室内でもできる遊びや出し物をご紹介します。

じゃんけん列車

ルールは簡単です。

1.リーダーを決めます。
リーダーの合図で誰でもいいので相手を探してじゃんけんをします。
負けた人は勝った人の後ろにまわり、肩に手を置いて列車のように繋がります。

2.リーダーの合図でまた相手を見つけて、先頭にいる人同士がじゃんけんをします。
負けた人は、先程と同様に、列の後ろに繋がります。

3.繰り返し、他の列車とじゃんけんをして、列が一列になるまで続けます。
一列になったら、最後にぐるぐると回って歩きます。

フルーツバスケット

1.「りんご」「バナナ」「ぶどう」など好きなフルーツのグループを3つ程作ります。

2.参加人数より一つ少ない数の椅子を用意します。⇒参加人数が10人なら椅子は9個。

3.鬼を決めます。円を描くように椅子を並べます。鬼は円の真ん中に立ちます。

4.鬼以外の参加者は全員椅子に座ります。

5.リーダーは鬼も含めた参加者全員を「りんご」「バナナ」「ぶどう」のグループにわけます。

6.ここからゲームスタート!

7.鬼は3つのグループの中から一つのフルーツ名を大きな声で言います。

鬼が「りんご!」と言ったら、りんごの人達は椅子から立ち上がり、空いている椅子に座ります。

ただし、自分が座っていた椅子と自分の隣の椅子には座ってはいけません。

鬼も自分のフルーツ名が呼ばれたら空いている椅子に座ります。

椅子に座れなかった人が次に鬼の役をします。

8.鬼が「フルーツバスケット!」と言った場合は、全員が立ち上がり、空いた椅子に座ることになります。

震源地ゲーム

1.鬼を1人決めます。鬼以外の人達で「震源地役」を1人決めます。
みんなで輪になって鬼が輪の真ん中に立ちます。

2.震源地の役になった人は、鬼に気づかれないように、ジャンプをしたり、色んなポーズをとってみたり、動きを変えていきます。

まわりの人達は、鬼にバレないように、震源地役の人と同じ動きを真似します。

3.鬼は誰が震源地なのかを見事に当てることができたら、鬼役を交代します。

ダンスや劇、モノマネなど

小学校の体育の授業ではダンスが必修となりましたし、ダンスや劇など、みんなで一つのものを作り上げるという達成感を味わうのも良いでしょう。

「この曲をみんなで踊れるようになりたい!」という目標を掲げ、お楽しみ会の日に先生方の前で披露したり、劇も同じようにみんなで台本作りから配役決めなどをこなし、セリフ練習などみんなで一緒に作り上げていくことで、最後には仲間との絆が深まるかもしれません。

探し物ゲーム

探し物ゲームは、教室や部屋などに隠されたある物を探して、見つけた人が優勝するという単純で分かりやすいゲームです。

とても簡単に出来て、少人数でも大人数でも楽しめるゲームなので小学生のお楽しみ会の出し物として適しています。

探し物ゲームは、大人数でやる場合はトーナメント制にしても良いですし、グループ分けしてチーム対抗戦にしても楽しめます。

少人数ならば、一発勝負で探し物を見つけた人が勝ちという風にしてもよいですね。

優勝した人には何かしらの商品か、優勝した記念になる物などが与えられると、ゲームに参加する人のモチベーションが上がるので、優勝商品などを用意できれば用意します。

探す対処となる物は、出来れば小さな物で、分かりやすい物がオススメ。

カラフルなスーパーボウルや縫いぐるみ、鈴などが適しています。

探し物を探す時間と場所は明確に設定して、探し物が制限時間内に見つからない場合はヒントを出したりして、必ず誰かが探し物を見つけるようにするようにしましょう。

また、ゲームを複数回やる場合は、同じ人ばかりが探し物を見つけるのを防ぐために、一度探し物を見つけた人はゲームから離れるというルール設定をしたりすると、ゲームに参加した全員が楽しめますよ。

先輩ママからのアドバイス|探し物ゲームのポイント

準備するものが最小限で済み、教室や部屋などの室内で遊べて、少人数でも大人数でも参加した人がみんなで楽しく遊べるゲームです。性別や年齢も問わず楽しめると思うのでおすすめしたいです。

探し物をする時に友達や仲間と協力したりも出来ますし、勝敗が分かりやすいのも魅力の一つです。

探し物に没頭して夢中になれるところも、すぐに飽きてしまう子どもでも集中して遊べると思うので、おすすめです。

メキシコ伝統のピニャータ

ピニャータとはメキシコ発祥のくす玉みたいなもので、様々な形のはりぼての中にお菓子やおもちゃなどを入れて作ります。

それを高いところから吊るして、子供たちが順番に目隠しをして、くるくる回ったりした後に、棒を持って割りに行きます。そして落ちてきたお菓子などを皆で一斉に拾います。

日本のすいか割りと餅撒きが合体したみたいなものです。

もともとは、悪魔がかわいい姿に化けたこのピニャータを、みんなで叩くことで厄除けの効果があると言われていました。

子供たちの健やかな成長を願ったメキシコの習慣なのだそうです。

かわいいピニャータを作って、それを叩き壊すのは、忍びないかもしれませんが、子供たちは大喜びすること間違い無しです。

中に入れるお菓子やおもちゃは、上から落ちてくることを想定して、なるべく軽くて、尖っていないものをたくさん用意します。

キャラクターティッシュなども実用的で、値段もお手頃で、かさがあるのでお薦めです。

張りぼてを丈夫に作るとなかなか割れませんが、その分、皆で何回も叩けるので盛り上がります。

またお菓子やおもちゃの他に、くじなども入れておくと更に盛り上がります。

ひとしきりピニャータを叩いて盛り上がった後は、そのくじの抽選会で、もうひと盛り上がりします。

人数が多い場合には、男の子用と女の子用の二つを用意しておくと間違いありません。

そうすれば、皆それなりに平等にお菓子を取ることができますので、喧嘩の種も減りますよ。

先輩ママからのアドバイス|ピニャータのポイント

ピニャータはまず、自分で作ることができるので、少し前から皆で集まって作っても楽しいと思います。ビーチボールなどに糊をつけた新聞を何枚も重ねて張り合わせていき、乾燥させてはまた新聞を張ります。

最後に白い紙を張れば、その上から子供たちが好きなように絵を書くこともできます。

お菓子やおもちゃは大人の仕事で、子供たちには内緒で用意します。

皆で叩き割って、ざーっと中身が出てきたときの子供たちの興奮はなかなかのものですよ。

マジックショー

地域の子供会や学校行事に関わることが多く、いろいろな会で出し物をしてきましたが、これまで行ってきたなかで小学生たちが一番盛り上がってくれた出し物は「マジックショー」でした。

集まる小学生の学年に応じたネタを考えるのですが、本やネットで調べてみると、簡単で単純なものから複雑で難しいものまで数多くの情報が得られるので、毎回違うマジック披露することができ、同じ子供たち相手でも飽きさせることなく披露できます。

家にあるような身近なものでできるので、特別な道具を購入する必要はなく、すぐに始めることができます。

トランプやコインのほかにも子供たちにとって一番身近な文房具を使ったマジックなどが興味をひくので盛り上がります。

トランプあてマジックのやり方

トランプの選んだカードを当てるマジックは子供たちも巻き込むので、最初に披露すると盛り上がります。

適当に選んだ15枚のカードの中から1枚選んでもらい、5枚ずつ3束に分けます。1束ずつ見せて、その中に選んだカードがあるかを聞きます。

選んだカードがあった束を真ん中に、それ以外の束を上下に重ねます。これを3回繰り返すと選んだカードが真ん中にくるので、その真ん中にきたカードを取り出し選んだカードで間違いないかを聞きます。

間違いなければ成功です。

このトランプマジックは手順さえ間違えなければ成功して盛り上がります。

子供たちにネタバレをして一緒に練習するのも楽しめると思います。

普段はクールな高学年男子も興味を示してくれました。

先輩ママからのアドバイス|マジックショーのポイント

男の子、女の子、性別関係なく盛り上がること間違いなしでおすすめです。小学生なら学年に合わせた難易度のネタでどの学年の子も飽きさせることがありません。

また、出し物が終わったあとにネタばらしをして子供たちに教えてあげる時間を取ることで更に盛り上がります。

スムーズにできるようになるまで多少の練習時間は必要になりますが、身近なもので簡単にできるネタがたくさんあるので、材料費などの費用をおさえることができるのもおすすめのポイントです。

その他、最近流行っているお笑い芸人のモノマネや一発芸などをみんなの前で披露できる人がいれば、より一層盛り上がるかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。楽しいゲームや出し物で、お楽しみ会が大いに盛り上がると良いですね!