タケノコの栄養分をごぞんじですか?
タケノコは、煮物にしたり、木の芽和えにしたり、炊き込みご飯にしたりとタケノコ料理はどれも美味しいのですが「あまり食べ過ぎない方がいい」と言われたりもします。
それではタケノコの栄養分や、どうして食べ過ぎない方がいいのかを見ていきましょう。
タケノコに含まれる栄養分
タケノコに含まれている栄養素は以下のようなものがあります。
食物繊維
腸内環境を整える、コレステロールの吸収を抑える効果が期待できます。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE
疲労回復、新陳代謝の促進、脂肪燃焼、細胞の再生、抗酸化作用により老化防止の効果、効能があります。
カリウム
塩分を排出させてくれる、むくみや高血圧を予防する効能があります。
葉酸
血液を作る働きを助ける効能があり、貧血や冷え性対策ができるとされています。
アスパラギン酸
アミノ酸の一種でうまみ成分ですが疲労回復効果があるとされています。
グルタミン酸
アミノ酸の一種で、消化吸収の促進、脂肪をつきにくくするといった効能があるとされています。
チロシン
たけのこの節にある白いつぶつぶした塊、これがチロシンでアミノ酸の一種でうまみ成分です。
ドーパミン、ノルアドレナリンという神経伝達物質の原料です。
ドーパミンは脳や神経の動きを活発にし、ストレス緩和やうつ病の改善の作用があるとされています。
以上簡単ですが、タケノコに含まれている栄養素を紹介しました。
タケノコには、沢山の栄養素が入っていることがわかりますね。
タケノコのカロリーと美容効果は?
タケノコのカロリーは100グラム当たり約25キロカロリーですから、低カロリー食品と言ってもいいでしょう。
カロリーのことはさほど気にせず食べることができますね。
ただし、天ぷら、炊き込みご飯などにしてしまいますと、カロリーが高くなってしまいますので調理方法は気をつけた方がいいでしょう。
煮物、和え物だとダイエット中でも安心です。
タケノコに含まれている食物繊維が便秘を改善、カリウムがむくみを改善、ビタミンが美肌に良いということで、タケノコは美容効果も十分に期待できますね。
タケノコは食べ過ぎ注意な理由とは
健康と美容にいい成分が入っているからと、タケノコを沢山食べるのは実はNGだったりします。
タケノコは食べ過ぎない方がいいと言われています。
その理由は消化が悪いこと、チロシンを摂りすぎると肌荒れを起こしてしまうということにあります。
また人によってはアレルギーなどある場合があるようです。
タケノコを食べ過ぎますと、胃腸の不調、吹き出物、口の中がイガイガするといった症状を起こす場合もありますので、注意が必要なのですね。
一日の適量は穂先3分の1、根元なら3センチ程度と言われています。
付け合わせとして、小鉢に盛って食べるぐらいならば問題がありません。
タケノコの栄養分?食べ過ぎは良くない理由を教えてのまとめ
タケノコは適量ならば栄養が豊富で美容効果も期待できる食材です。
あくが強い食材ですので、しっかりあく抜きをして食べるようにしましょう。
特に妊婦さんは下痢などしないように注意してくださいね。